その白い猫を見よ


(いままでのあらすじ)
いかにも遠い未来、ありふれた惑星にて---
人類の抵抗により、ロボットによる貴族政治が終焉を迎えようとしていた。
押し寄せる不況の中、リボルテックダンボーは失業してしまう。
ダンは、一人息子のミニを養う為、
フリューゲル公爵の娘ドロッセルを匿う仕事を引け請ける。
はたして彼らの運命は・・・
人類との確執の行方は?・・・
初めての給料は振り込まれるのか!?
前回(第四話)「お嬢様が来た!」
http://d.hatena.ne.jp/harinezu1/20100125/1264452800
(第三話)「終わる失業保険」
http://d.hatena.ne.jp/harinezu1/20091025/1256478587
(第二話)「愛について」(第一話)「大切なもの」
第一話と第二話はパソコントラブルの為に消滅

第五話

ドロッセル「おい、リンリンランラン、リンリンランランはどこだ?」
ダン「はい、お嬢様。ちなみに私の名前はリボルテックダンボーでございます。」
ドロッセル「あなたは口を挟まないで!リュウエン。」
ダン「申し上げにくいのですが、ネタが少々古すぎで御座いますな」
ドロッセル「昔のCMよ!」
ダン「ところでお嬢様、そのお姿は?」
ドロッセル「空手よ!」

ダン「お美しい・・・」
ドロッセル「私は常々、疑問に思っているのだが」
ダン「何で御座いましょうか?」
ドロッセル「本来私の姿は↓の四枚の写真の様だった筈だが・・・」
 
 
ダン「デフォルメという奴ですな」
ドロッセル「この家は、退屈すぎると思うのだ。ペットが欲しいわ・・愛玩動物
ダン「ペットで御座いますか?」
ドロッセル「そうよ!出来れば、喋る猫が望ましい」
ダン「猫・・・でございますか?」

ドロッセル「そうよ!愛でて良し、食べて良しよ!」
ダン「かしこまりました。今すぐ用意いたします。」
ドロッセル「わくわくするわね・・・」
ガラッ

「・・・・」「・・・・」

ピシャッ!

ドロッセル「今のは・・・一体何だ!」

ダン「喋る猫で御座います。お気に召しませんか?」
ドロッセル「召さないわ」
ダン「さようでございますか」
   


本日のオマケ

十六茶のオマケ「世界のおはよう Rose O'Neill Kewpie ストラップ」
ギリシャ