夢の中でリリスと出合った話

今週のお題は「人生最大のピンチ!」だそうで、
他の人達は、いかにしてピンチを脱したかという話を書いてるのだろう。

夢の中で出会ったピンチは夢の中で解決するか目覚めれば逃げられる
しかし、夢はいずれ訪れる現実の予兆でもある。
夢と現実は陸続き
覚めない夢があるとすれば夢の中のピンチからは何時逃れられるのか

リリスLilith)は、本来はメソポタミアにおける女の夜の妖怪で、「夜の魔女」とも言われ、男児を害すると信じられていた。 聖書の『イザヤ書』においてはリリス(לִּילִית, 標準ヘブライ語ではリリト Lilit)は夜の妖怪か動物の一種だった。 ユダヤ教の宗教文書タルムード及びミドラッシュにおいては、リリスは夜の妖怪である。ヘブライ語のリーリース (לילית) とアッカド語のリーリートゥ (līlītu) は先セム語の語根 "LYL"(夜)からきた女性形ニスバ en:nisba 形容詞であり、字義的には「夜の」つまり「夜の女性的存在」になる、と一般的に言われている。欽定訳聖書におけるリリスの訳語は「コノハズク」
以上ウィキより

何年も前に見た夢の話
私はランニング用の靴を履き夜の街でジョギングをしていた。
子供の頃から走るのは大好きだった。
夜の街は静かで神秘的でとても良い雰囲気だった。

街中を抜けて、大きな公園の中を走っていると、
前方の道端に全身黒いドレスを着た女の人がいた。
頭には黒いベールを被っていて顔は見えない。
彼女は跪いて上空に祈りを捧げているように見えた。
空には月も出ている。彼女はずっと一心に祈り続けている。
(何かの宗教かなぁ?)
そう思いながら、そのまま彼女の脇を走り抜けようとしたその時、
急にその女はこちらに両腕を伸ばしてきて
私の体を、がしっと掴んだ。